クサシギ 2 Green Sandpiper /Tringa ochropus

徒然鳥日記
日記みたいなブログをつくりましたよろしければご覧ください!


 ↓Please go to photos pages of species by click.

Species Index 1

Species Index 2
今までの掲載画像一覧です


全て同一個体
Images are the same individual.

c0071489_7392778.jpg

クサシギ
2008年4月9日
Tringa ochropus
成鳥 夏羽                            adult summer




c0071489_7393734.jpg



c0071489_7434896.jpg


c0071489_7395372.jpg





c0071489_740152.jpg
c0071489_740868.jpg

c0071489_7453412.jpg


c0071489_7402271.jpg
c0071489_7403680.jpg
c0071489_7404461.jpg
c0071489_740558.jpg
c0071489_7411758.jpg
c0071489_7412733.jpg


c0071489_759115.jpg


c0071489_10364663.jpg



c0071489_7591286.jpg
c0071489_7592170.jpg

ミズカキチドリの一件からシギチの蹼(みずかき)や脚が気になるようになりました。



c0071489_21272426.jpg

Comparison of Green Sandpiper(left) and Wood Sandpiper (right)

クサシギとタカブシギの中央尾羽の比較(中央尾羽は2枚あり一対になっている。)

クサシギの尾羽根は白と黒褐色の横帯が中央尾羽を含めて明瞭。
タカブシギの中央尾羽は外側の尾羽根より白い横帯が褐色が混じりやや不明瞭な傾向がある。
(中央尾羽根の褐色のはいりぐあいは、個体差があるようですが識別点のポイントの一つとして
使えると思います。)


尾羽全体の黒褐色の横帯の太さ、コントラストがクサシギの方が明瞭。



尾羽根はシギチの場合重要な識別点の一つになることがあるので注意して観察したいポイント
です!


ごめんなさい、実はこれは前ふりで、一番書きたかったことは

コシグロクサシギ 英名Solitaly Sandpiper 学名 Tringa solitaria  とクサシギの中央尾羽根の違いです。
コシグロクサシギはアメリカ大陸(新北区)に分布し日本ではまだ未記録の種ですが、今後日本でも観察される可能性があるシギの一つです。
クサシギはユーラシア大陸(旧北区)に広く分布しています。

この2種の識別は、静止時では非常に難しく、飛翔時に腰、上尾筒が白いか、黒いかで識別できるのですが、飛ばなくても中央尾羽が観察できれば、識別の大きなてがかりになり、
この個体は怪しいとめぼしが付けれます。(ただし、これはあくまでも識別の手がかりの一つで
確実に識別するには、他の複数のポイントや、腰、上尾筒が黒いことを写真等に収め誰もが納得する証拠をつかまなければ参考記録に終わってしまうでしょう。)

中央尾羽が黒い写真は「 SHOREBIRDS OF NORTH AMERICA 」Dennis Paulson著
2005.P128に掲載されています。コシグロクサシギは和名からも腰が黒いというのは以前からわかっていたのですが、中央尾羽が黒いことまで知りませんでした。今回この写真図鑑をみていてはっと気づきました。

タカブシギとクサシギが識別できる人は次にクサシギとコシグロクサシギの識別にチャレンジしてみても楽しいかもしれません。それには普段からタカブシギやクサシギをじっくり観察し、飛翔時の姿、や行動、個体差など見ているともしコシグロクサシギが出た場合何か違うと気づくかもわかりません。普段の地道な観察がいずれ大きな発見に繋がるかもわかりません。
そこまでするのが難しければ、クサシギとそっくりなシギがアメリカ大陸にいると頭の片隅においているといいと思います。

コシグロクサシギ今回少し調べるとなんと2亜種いることをしりました。クサシギも広く分布しているのですが亜種は認められていません。








Tringa ochropusクサシギ
Green Sandpiper
by shorebirds-waders | 2008-04-14 07:49 | クサシギ Green Sandpiper | Comments(2)
Commented by Kenzou at 2008-04-26 18:12 x
クサシギとタカブの識別点は,とかく上面の斑点や眉班,脚に注目しがちですが,尾羽を見れば,これ程の違いがある見本を提供して戴き,識別の決定打として使わせてもらいます.

カブシギの中央尾羽は外側の尾羽根より白い横帯が褐色が混じりやや不明瞭な傾向にあるのには気がつきませんでしたね.
 シギチの場合重要な識別点の一つである尾羽根,でもゆっくりと観察できるチャンスは中々ありません.

伸びをしている動作をスコープでじっくりと観察したい気持ちもありますが,全ての部分をじっくりと見る余裕もありません.
 とかくデジスコで連写した後,画像を再生するってパターンになりますが,見る,撮るのどちらを優先するか,その場の判断は迷うことが多いですね.
Commented by shorebirds-waders at 2008-04-26 20:56
kenzouさま

タカブシギとクサシギ中央尾羽を見なくても充分識別できるのですが、尾羽根は年齢識別でも類似種でも識別のてがかりになることがあるので、見るべきポイントのひとつだということで取り上げました!
なので決定打というより、識別ポイントの一つとしておいてください。

まずは観察してどいう羽衣なのかみてそれから撮影でいいと思います。
最初から撮影で、撮った画像から初めて見るというのが、ちょっともったいないという気がします。
翼を広げたところや羽繕いして小雨覆が見えるときなどは迷うことなく撮影しますが、静止時はじっくり羽衣をみて幼羽がのこっていなかなど見るといいのではないかと思います。

<< トウネン 7 Red-naec... 雑種シギ Mystery &q... >>